お悩みで、良く聞かれる質問の一つに「人間関係」と「パートナーシップ」があります。
占星術では、全体的に見ての判断になるので、これだけ見ればわかることはないのですが、必ず見る天体として「金星」があげられます。
なぜなら、「金星」は「調和」を考えて、自分を繕う側面があるからです。
愛と調和の星と言われますが、実際は「人を意識して作る自分」という感じもしますね。占星術のセオリーからは外れるかもしれませんが、人間の心理として「○○」と見られたいという願望はあるものだと思います。
「○○」と見られたいのは、ある種、その人の社交術でもあるので、「金星」は誰にとっても「自分を魅せる」ポイントになります。
愛と調和の星「金星」はどんな天体?
金星は「人生」で考えるなら16歳~25歳頃の青春期から青年期を表します。この頃は「金星」のパワーが強い時で、恋愛やお金についても学ぶ時期です。
自分がどういう人間なのかはまだ定まっていなくて、自分の好きなことや心魅かれることに夢中になる時期でもあります。
「金星」は感性を磨き表現力をアップしてくれる天体です。金星の時期に自分の趣味趣向を知っておくと、その後の自分の魅力の発揮の仕方もスムーズです。
ファッションや髪形、メイクなどに興味関心が湧くのは、「金星」を磨くからです。「金星」を磨く意味では、ファッションや髪形、メイクなどで自己表現をする若者は、標準的な成長を遂げているとも言えるでしょう。
ただ、趣味趣向がファッションに向かない人もいるので、一概には言えませんが!
いずれにせよ、自分の趣味趣向を知っておくことは、その後の人生を豊かにしてくれるので、心魅かれるものにどんどん挑戦し、楽しむと良い時期でもあります。
「金星」で分かる本音と建て前
自分の「感性」を磨く金星は、同時に「自分を魅せる」ことを考えています。
それは、裏を返せば「良い自分」を見てほしいという願望でもありますし、好かれたいからやる行為でもあるでしょう。本音と建前で言えば、「建て前」の方ですね。本音は「月星座」に現れます。
誰しも、本音と建て前を上手く分けて使っています。「金星」で「理想の自分」を探っていくと、「人には○○と見られたい」という願望にいきつくでしょう。
月星座と金星が性質の違う星座の場合、この本音と建て前ははっきりと分かれます。その分、葛藤も大きいかもしれません。逆に、性質の似ている星座であれば、本音と建前に差はあまりないので、裏表のない人になります。
「金星」で分かるパートナーシップや人間関係
「金星」は女性にとっては「魅せる」ですが、男性の場合は「好みの異性」を表します。そのため、パートナーシップにおいても「金星」を確認することは欠かせません。
好みの異性と妻に求めるものが違うこともあります。女性の場合は、母や妻としての顔と、外での顔が違うといったところです。
また、「金星」のアスペクトを見ると、より詳しく、その人のパートナーシップや人間関係の傾向を掴むことができます。
ソフトであってもハードであっても、学びはありますが、ハードな場合、恋愛や人間関係で苦労することは目に見えているので、その人にとっての学びは「人間関係である」といっても過言ではないでしょう。
結局のところ人間関係で必要なのは「信頼」
ここまで、「金星」について書いてきましたが、実際問題、人間関係の肝になるのは「信頼関係」です。そこに至るまでの工程が、人それぞれ違うだけであって、どんな道を通るとしても、「信頼関係」を築くまでの学びを受け止め、人と上手く共存していくことが大事になります。
もちろん、人によっては「人間関係」が必要でない人もいますけどね!孤独に強い人やパートナーさえいればいいという人もいるでしょう。
「金星」以外にも「魅せる」ポイントはあるよ!
「金星の魅せる」はどちらかと言うと、「魅力的な自分を魅せる」ことになるので、ある種、作られているようなところがあります。
それも努力がなければできないことなので、大事なことではありますが、それだけでその人の本質は語り切れません。
ホロスコープを見るなら、あくまで全体を見ることが大事なのです。
奥が深いですね、占星術は!
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福本泰子
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