12月30日 12時27分頃 蟹座で満月が起こります。
今年最後の満月です。
満月は満ちる月。
今年の集大成を表すような満月でもあります。
占星術では春分の日がスタートを表しますが、今年、来年にかけての星の流れを見ていると、新しい流れに向かって、今日の満月、そして、来年の山羊座の新月で、これからの目標や目的、あるいは、「自分自身の生き方」を決断することができます。
今日の満月は、まだその全貌が見えていないので、迷いや不安を感じる人もいるかもしれません。
でも、おぼろげながらも確実に、自分の進みたい世界が見え始めています。
月のサビアンシンボルは蟹座9度『水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女』。
心に触れようとするシンボルです。その心は目にはっきり見えそうで見えない。純粋な心の目で見ると掴める印象を受けるシンボルです。
月は蟹座にあると、感受性が高まって、人の気持ちや自分の気持ちに敏感になります。
でも、できるだけ純粋な目で人の気持ちも相手の気持ちも感じようとすると良いでしょう。
神秘的な要素を含むシンボルでもあるので、自分の核になる部分に触れるような感覚を味わうかも。
「大切なものは目には見えないところにある」ことを知ることになるでしょう。
対する太陽は山羊座9度『ハープを運ぶ天使』。
ゆったりと焦らず自然のリズムに適応するシンボルです。
物事を頭で決めず、のんびりと宇宙のリズムに沿ってゆったりと過ごします。
掴もうとしても掴めない、心の不安や葛藤を抱いている人もいるかもしれませんが、今は焦って答えを決めなくても大丈夫です。
これから、新月までの2週間は、流れに身を任せて。
あまり深く考えずに、直感や感覚で受け取ったものを大切にしてください。
能動的に動いていこうとする意欲が少しずつ湧いてきます。
そのタイミングも人それぞれです。
アセンダントに天王星、そして火星が重なっているので、急に目覚めるように、自分の方向性を自覚し動いていくことになるでしょう。
また、社会的な立ち位置を表すMCに冥王星と水星が重なっています。
自分の方向性がガラッと変わる人もいるでしょう。
「来年はこれをやろう!」と決めていたけれども、「でも、今は何となくこっちな気がするんだよね」と直感的に思うことをしてみるといいと思います。
それが、全く思い描いていた方向性とは違うことだとしても、流れに乗ってみてもいいでしょう。
行動に移してみてから分かることもあります。
やり始めたことが、発展性があるものなのかは、少し微妙かもしれません。
だけど、「やってみたいからやってみる!」で動いてみると、色々と自分の中で気付くことがあります。
それが、例え方向性を変えなければいけないことだったとしても、本質的に求めていたことが浮き彫りになっただけ。
自分に嘘をつかず、純粋に自分が目指す方向性を改めることができます。
自分の可能性の蓋を閉めずに。
自分の可能性の蓋を開けるイメージで。
無理に定めようとしなくても大丈夫。
直感で動いていくうちに、心からやってみたいと思うことが見つかりますよ
心で暴れている気持ちを、暖かく迎えてあげてください。
小さな自分の声を拾ってあげてみてください。
福本泰子
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