本日 夏至で、皆既日食で、蟹座の新月を迎えました。
夏至は、ちょうど1年の半分。陽が極まって陰に転じていくタイミングです。今まで種を撒いたものを育てていく段階に入ります。
占星術では、夏至図を見ることで、秋分までの3カ月間の流れを見ることができます。
今年は、「火星」が勢いづいていきます。
大きな原動力にもなる。だけど、取り扱いに注意が必要なタイミングもあります。とにかく、熱い夏、秋になりそうです!
火星の記事はこちらからご覧くださいね!
それでは、夏至図について解説していきます。
チャートルーラは蟹座
夏至図のチャートルーラーは『蟹座』です。
チャートルーラーは、ホロスコープを引っ張る星座。そのすぐ後の新月でも『蟹座』が強調されています。
蟹座は『月』のルーラーです。その月が、今日の皆既日蝕のタイミングで大きくリセットがかかります。
大きな切り替えのタイミング、リセットのタイミングです。
『月』は心、身体、プライベート、私生活。感受性とか、捉え方、感じ方などを示す天体です。
夏至、皆既日蝕を経て、私たちの感受性や捉え方、感じ方が大きく変わっていきそうです。夏至図の月は11,12ハウスにあるので、特に「精神面」でのリセットが大きくかかりそう。
目には見えない領域ですが、感じ方や捉え方、受け取り方や感受性が変われば、自ずと物事の見え方が変わっていきます。
世の中が大きく変化していく
これから、秋分までの流れの間に、社会の変化、人間関係が大きく変化していきます。
冥王星や木星、土星が関わっているので、付き合える人、付き合えない人がパキっとはっきり決まりそう。
また、そういった人間関係の変化や誰かとの出会いを通して、自分自身が大きく変化していくことも考えられます。
冥王星や木星、土星は、9ハウスにある魚座の火星と海王星と協力し合っています。
自分の理想とか夢、想い。
そこに向かって、大きく動いていく時に、人間関係が顕著に変わっていくでしょう。望む未来に向かって、前進するからこそ、集まる人が変わるとも言えますし、動くからこそ、これから手を組みたいと思える相手との出会いが訪れるとも考えらます。
MCがリリスと合
社会の目標を表すMCに「タブー意識」を表すリリスが重なっています。
リリスの扱いは難しいので、解釈も難しいです。
10ハウスには変革の星『天王星』も滞在していて、世の中が改革的に変化していくことが予測されます。
『天王星』は普遍的で、古くなった価値観を壊し、新しいものをもたらします。とても分かりやすい変化です。トラブルに感じることもあれば、チャンスに感じることもあるものです。
リリスは、社会で、今までタブー視されていた領域にスポットライトが当たるのだと思います。「そこを変えなければ、何も変わらない。」「見て見ぬふりをしていたもの」。
社会での「負の財産」とも言えるかもしれません。
それを「健全に開放していく」。
争いをもたらすのではなく、「健全な解放」を目指すのが本来、リリスが大切にしていることです。
それを考えるのは私たち。
欲や罪悪感など、見たくないものを見なければいけなくなるので、「負」と向き合うのが苦手な人は、しんどいかもしれませんね…。
天王星が後押ししてくるので、新しい風はどんどん吹いてきます。社会でどう対応していくのかが問われています。
社会が変化していく中で何をすればいいのか
夏至図を見ると、変化は良い感じに進んでいくことが分かります。
でも、とても抜本的で、想像がつかない展開ももたらされます。
それに、私たちの心、意識を到達点まで、持っていくことが大変そうだなと感じます。
どこに落ち着くのか、きっと迷うと思います。
迷うからこそ、考えます。
考えるからこそ、現実と向かうことができます。
夢や理想があって、よりよい未来とか、希望に向かって走り出していることは分かっていても。
見て見ぬふりをしていたことと、向き合わなければいけないことも。
全部、ぜんぶ分かっていても。
心がまだ追い付いていかない。身体が追い付いていけないと感じることもあるでしょう。
だからと言って、「否定」するのはもったいないです。(人間関係はいろいろと変わりそうですし、付き合い方とかは変わると思いますが💦)
新しい社会的な意識の渦の中で、自分の軸は大切にしつつ、柔軟に対応していく方が、きっと楽しめます。
仲間もできます。ご縁があって、繋がった人達です。
夏至以降、どこに向かって想いを果たしていくのか。
どういった「願い」を実現していきたいのか。
具体的に行動を開始し、そして、育んでいきます。
今まで、不可能だと思っていたことかもしれません。
そういった気持ちを持つ必要はないでしょう。本当の本当の、本当の本音が社会で反映されます。
見える景色は、あなた自身が望んでいたもの。
そうとも言えるホロスコープです。
福本泰子
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