2020年の後半、星のイベントは目白押しです。
夏至と日蝕が重なって、年末には「風の時代」の到来を告げる、グレートコンジャンクションが起こります。
今年は、星の流れを見ていても、本当に「変容期」です。変わらざる負えない状況が続きますし、変わった方が身軽で動きやすくなります。
そんな星のイベントが続くなか、「火星」が暴れます。
どういうことなのか、一つ一つ説明していきますね!
「火星」ってどんな星?
そもそも、「火星」はどんな星なのか。
古典の占星術では、その凶暴さにスポットライトが当たっていたので「不吉な星」として、取り上げられていました。
実際、今でも事故や怪我、物事が動いていく時の「トリガー」の役割を果たすので、トラブルを引き起こしたように読まれることもあります。
「火星」が暴力的に暴れると、厄介なのは今も変わりません。
しかし、「火星」は行動をする多くのきっかけを与えてくれます。滞っていた物事を動かしてもくれますし、個人のチャートでは「火星」は「社会性を身につける」ための第一段階でもあります。
すごく男っぽくて、力が強くて、一点集中して極めていく星です。
「火星」は強く私たちの行動を後押ししてくれる天体なので、良くも悪くも、やり過ぎてしまうのです。そして、殻を破っていくことができます。
2020年後半の火星の動き
さて、では、2020年後半に、なぜ「火星」がキーとなるのかについてです。
「火星」は通常、1つのサインに2カ月ぐらいしか留まりません。
しかし、6月下旬から12月にかけての6か月間。
「火星」が「牡羊座」で6カ月も滞在するのです!これ、ものすごく驚異的です!!!
牡羊座は火星のパワーを2倍以上強める
6カ月滞在するだけでも驚異的ですが、それが「牡羊座」であることが最も重要なポイントです。
なぜなら、「牡羊座」は火星の力を2倍以上強めるから。
「火星」という言葉を聞くだけでも、イメージが湧くと思いますが、とてもエネルギッシュで、男っぽいイメージが湧きませんか?
それが2倍以上強められるのです。
ある意味、ものすごく「行動力」がある時期でもあります。その行動力をどこに活かすのかがものすごく重要です。
特に注意したいのが8月から10月!この2か月間は「火星」の溢れんばかりのエネルギッシュさが、どう出るのか予測が立てにくいです。
火星の力がコントロールしにくい時期
上記にも書きましたが、8月から10月は「火星」の力が、とてもコントロールしにくい時期になります。
なぜなら、「冥王星」と葛藤の配置になるから!
「火星」と「冥王星」の組み合わせは、ものすごく「働く人」。あるいは、ものすごい「パワーを発揮する人」という風に読めるのですが、それが「葛藤」の配置となると、血を吐くぐらい働く可能性もあれば、力を制限できず、無理やり突破していく危なっかしさも生まれます。
その中で「争い」が生まれることは充分考えらますし、逆を言えば、今までぶち破れなかった「壁」をぶち破っていく力にだってなります。
イメージとして、燃えたぎる「火」を、強引にでもぶつけて、燃やし尽くすような感じです。
「燃やしたいもの」があれば、それを「燃やす」。
なぜなら、それは根本的に間違っていることだから。
「正義の炎」がぶつけられるような、そんなイメージもあります!
怒りをどこにぶつけますか。
おどろおどろしいことを書きましたが、現実として「怒り」が噴出しやすくなるでしょう。
「もう我慢の限界だ!!!」と、「それは間違っていることだろう!!」と、今まで行動に移せていなかったこと、見て見ぬふりをしていたところにメスが入りやすくなります。
「まぁまぁまぁ」となぁなぁで済ませることはできないでしょう。
本気で来るから、本気でぶつかるしかありません。
それは、根本的に変化させたいことがあるからです。
大事なのはその後どう在りたいのかを考えること
だけど、ただ「怒る」だけでは、物事は解決しません。
その「怒り」をぶつけた後は、どういった社会を目指していくのかを考えることが重要だと思っています。
「冥王星」は0か100にします。
0になった後は、「創造」をしていくしか選択肢はありません。
これから、嫌なこと、暴露されること。
山ほど出てくると思います。
「知らなかった」では済まされないこともあるかもしれません。
個人では、危なっかしいけど「限界突破」をしていく力が増していきます。
そのパワーをどこに活かすのか。
「根本的に魂レベルで望んでいる世界」を目指すために、活かすことができるとも言えるでしょう。
それぐらい、大袈裟に言える配置です。
特に8月から10月にかけては、試練も訪れると思いますが、「限界突破」できる時期だからこそ、訪れているのだと思います。
そこを抜ければ、望む未来を進むことができる。
今年は、「理想の未来」に向けて、とにかく頑張る!
そういった活かし方が、一番ではないかと思います。
ご参考までに☆
福本泰子
夏至までに意識しておくこと。
興味ある方はお手に取ってくださいね!
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